男女の事務職

女性の事務職は「補助仕事」だけをする昇進のないコースとして「一般職」に仕分けし、男性の事務職は「企画・指揮」をする昇進のあるコースとして「総合職」に仕分けする人事制度です。一般職はすべて女性に、男性はすべて総合職になり、「差別ではない」ことを立証するために、総合職に少し女性を入れておく、といった手法に対し「看板のかけかえ」といった批判が集まりました。賃金制度に「能力給」の厚みを増やし、査定で女性に格差をつける方法も一般化しました。女性だから安いのではなく、査定が低いから安いのだという論法で、女性の査定はほとんど低めにしてしまうというウルトラCです。男性正社員の高い年功賃金を確保するには、賃金が上昇曲線に入る前に女性がやめてくれなければ困るわけで、これが批判されると、「正社員」だった一般職を、短期で退職させても問題にならない女性のパートや派遣社員に置き換えていく動きが強まり、女性のパート比率は一段と増えています。「女性の働きやすさ指標」の国際比較では、いまだに十九位という「女性排除のシステム」と引き換えに、女性は結婚して、「妻を養う」ために手厚い保障を受けている夫に養われることになります。夫が長生きし、高給取りであり続け、他の女性に乗り換えたりしなければ何とか食べていけますが、結婚相手がみつからなかったり、夫に死なれたり逃げられたりした女は終わり、という仕組みです。女性の会社嫌い・専業主婦願望は、多くの場合、個人の好みというより、この政策に上手に誘導された結果といえるでしょう。仕事もいいけど、人生設計もしっかり考えて、素敵な出会いを見つけてください。

参考:出会える アプリ
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